カランダッシュ『エクリドール』の魅力

投稿:2024/09/04 更新:2024/09/24



こんにちは! でるてぃーです。

今日は文房具の話。その中でも特に愛着のあるペンをご紹介します。

機能性・デザイン性ともに上質。そんなスイス生まれのペン、カランダッシュ『エクリドール』をプレゼンします。

『エクリドール』とは

スイスの老舗高級筆記具メーカー、CARAN D'ACHE(カランダッシュ)の筆記具シリーズです。

その中に『エクリドール』というシリーズがあり、ボールペンやシャーペン、万年筆などが展開されています。

注目すべきは、小柄で細身なところ。六角形で鉛筆のような軸となっているのもチャーミング。ジェンダーを問わず、手元を彩ってくれます。

また、デザイン性もすばらしいペンです。職人による緻密な彫刻は圧巻。

そして大事なのは書き味。ボールペン・シャーペンともに流れるように書けます。ボールペンの替え芯は大容量の「ゴリアット芯」。巨人の名を冠するこの芯、なんと1本で8kmも書けます(驚)

極めつけに、頑丈さも兼ね備えています。極薄で圧倒的強度をもつメッキ、ロジウムコートやパラジウムコートが施されています。


華奢で細部まで美しい。それでいて頑丈。滑らかな書き味をいつまでも提供する最強のペンです!

シャーペン買いました

ボールペンのほうは2本持っていたんですが、ついにシャーペンにも手を出しました。

届いた時にはいつもの紅い化粧箱。ワクワクが止まりません。

開けてみるとこんな感じ。ペンとお手入れ方法・使い方も載っている保証書が同封されています。

いざ開封。「OPEN ONLY AFTER SALE(販売前の開封禁ず)」だって! えもいわれぬ高級感が漂います。


いや~、かっこいいですね。息を吞む美しさです。

これはカランダッシュ『エクリドール』シリーズの「シェブロン」柄です。(なんだかカタカナが多い)

シェブロン("chevron")は、V字型の文様が連なった柄です。『エクリドール』シリーズでは王道中の王道ともいうべき柄。知的で落ち着いた雰囲気を演出します。

最高の書き味

『エクリドール』シリーズのシャーペン(メカニカルペンシル)は、芯が0.7mmとなっています。

いつも書くペンの芯は0.5mm。果たしてどんな違いがあるのでしょうか?

思ったより太くならない

0.3mmと0.5mmを比べると、とにかく文字の太さにはっきりとした違いがあるのはご存じでしょう。

しかし、0.7mmは0.5mmと比べてさほど太くなりません。

とくに驚くべきは「滑らかさ」。いつも使っている0.5mmのときよりも流れるように書けます。これはすごい!

文字の色ムラが少ない

ちょっと拡大しました。「mm」や「の」を見ると分かりやすいです。

0.5mmだと、所々濃かったり薄かったり。でも芯の太さゆえ、0.7mmならいつも同じ濃さ。これが滑らかな書き味を生むのです。

誇張した言い方をすると、なんだか0.5mmは紙に芯をグリグリして無理やりこびりつかせている感じ。0.7mmは画用紙にクレヨンで書くようなやわらかい書き味のように思えました。

ボールペンもあるよ

左2つはボールペン。どちらも『エクリドール』シリーズです。

左のローズゴールド色は「ダミエ」柄。チェス盤のようなデザインが、手元にインテリジェントな雰囲気を醸し出します。

中央のシルバー色のペンは「べネシアン」柄。ベネチアの運河に立つさざ波を思わせる彫刻。水面に映る光のように、いろんな表情を見せてくれる人気柄です。

書き味に惚れた

水性ペンのような感じではなく、油性ならではの落ち着いた色の濃さです。ダマも少なく、さらさらとした書き味が魅力です。

冒頭でも述べましたが、芯の圧倒的コスパもまた特徴の一つ。芯自体は1,500円ほどと高いですが、1本のリフィルでなんと8kmもの長さまで書くことができます。

それを実現する「ゴリアット芯」。ゴリアット("goliath")とは旧約聖書に登場する巨人のことです。華奢なボディの内部には巨人と称されるインク。そのギャップにも魅せられます。

世界中のバイヤーが認めるこの『エクリドール』。ぜひ手に取ってご賞玩ください。

まとめ

『エクリドール』の素晴らしさをつらつらと書いてみました。0.7mmの可能性にも気づけました!

他にもいろんなペンを紹介したいなと思っています。

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プロフィール

でるてぃーメモ 管理人

大学2年。趣味はそろばんと資格勉強。個別指導塾とHP更新のバイトをしています。


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