祝!漢検準1級合格(171/200)

2024/08/10


こんにちは! でるてぃーです。

大学の期末試験中に郵送されてビックリ!合格でした。

ちょっと遅れましたが成績の講評、そして今後の展望を考えようかと思います。

気になる結果

合格でしたね。得点は171/200点。160点で合格ということで、ギリギリじゃないにしてもちょっと危なかったです。

自己採点では180点超えていたんですが……お恥ずかしい。いったいどこをどういう風に間違えたんでしょうかね。後で確かめますか。

合格証書も入ってます。これはうれしいですねー。是非今度は1級に挑戦したいところです。

漢検 生涯学習ネットワーク

なんでも、準1級・1級に合格した者のみが漢字力を高め合うサロンのようですね。

1級を見据える者として、興味がありますね。よくわかりませんが会員登録しておきました。近いうちに会員カードや会員通信などが届くようです。

分野別の反省

読み 26/30点

間違えた4問のうち2問は僕が勉強した本に載ってませんでした。毎回こういう問題がちらほら含まれており、高得点ねらいの足をすくいます。

かと思えば、『漢検 漢字辞典』に言葉が載ってるんですよね全部。「柏槙ビャクシン」「亮陰リョウアン 」。「按排アンバイ 」はなぜか間違ってました。

要は、漢検1級を目指しながら『漢検 漢字辞典』をマスターしろということなのかもしれません。気が向いたらやります。

1級のほうは『漢検 漢字辞典』にも載ってないような奇問があると聞きますから……。恐ろしいハナシだ。

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表外の読み 9/10点

簡単でした。なのに、なぜ「おもむろに」で間違ってるんだろう。「徐に」は頻出で、準1級を知らなくてもわかる人はいるはずの問題です。

解答欄に間違って書いたんでしょうか。「おもむろにに」みたいなことになったのかもしれません。これだけ確かめをしても、気づかないことはあるのです。

熟語と一字訓 10/10点

しっかり全問取れていましたね。ここで落とすような問題ではありませんでした。

共通の漢字 8/10点

準1級最難関と呼び声高い「共通の漢字」。ただ、今回は難易度が幾分プレーンだったように思います。

合格者平均点も8点。皆が(2)で間違えたということですね。僕もです。どうやったらミスリードに誘われないで済むんでしょうか。経験なのかもしれません。

「心雑-煩雑」「心悩-煩悩」ではなく「心労-煩労」か。2級の読み問題にありそうだなというのを考えると余計悔しいですねー。笑

書き取り 34/40点

凡ミスが多々ありました。「ページをめくる」の「捲」をど忘れしたり、「首班シュハン 指名」の首班を「首斑」って書いたり……首の斑点ってどういう病気だよ、と。

また、「矯激キョウゲキに過ぎる」はそもそもひねり出せませんでした。しかし『漢検 漢字辞典』にはやっぱり載っていたんですよ。これは辞書そのものを覚えるしかないかな?

あとは、毎回受検者を悩ます同音異義語の問題ですね。実は全問正解でした。これは褒めていい。

誤字訂正 4/10点

超絶難しかったですね。知らない慣用句が多かった。そもそも慣用句は苦手で、もはやどうしようもない。

さすがに「身上シンショウを潰す(財産を全部使い果たす)」「 を低くする(謙遜する)」は例の辞典には載っていなかった。広辞苑は調べてないのでわかりませんが……。

また、(2)の「操した一文が」は、文書を書くという意味で「ソウした」にするのはいけてたかもなと思いました。憲法を「起草」するとかいうときの「草」ですね。

四字熟語 書き取り 18/20点

全部あってるはず!だって『漢検 四字熟語辞典』の準1級範囲全部覚えてきたから!と高をくくったんですが、まさかの1ミス。

しかもよりによって、どの参考書にもAランクに載っている「天神地祇テンジンチギ」で間違っています。きっと「祇」を「低」みたいに書いたのが原因です。

つまり、自分では漢字を知っているつもりでも、実は間違って覚えている可能性があるということ。自分を見つめなおすいい機会だったかと思います。

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四字熟語 読み 10/10点

全部覚えたとなれば簡単です。絶対間違えません。ただし、書き問題のほうでは出しづらい難易度の四字熟語も出ますから、油断はできませんが。

対義語・類義語 16/20点

これも満点のはずだったんですけどね……。「崇信スウシン」⇔「冒瀆ボウトク 」の「冒」を間違えました。下は3本線なんですよね。はっきり言います。僕は常用漢字をすべて使いこなせません!(何の宣言だ

花形はながた」⇔「寵児チョウジ 」の「寵」もです。もっと正確には「龍」です。最後3本線だったとは。当然「龍」も常用漢字です。

故事・ことわざ 18/20点

絶対これも満点だと思ってました。だが現実はそううまくはいかない。またもや字を間違って覚えていただけでした。

猩猩ショウジョウは血を惜しむ、サイ は…」の諺はもちろん頻出ですよ。頻出なんですが、この「犀」という漢字はよーく見ると複雑なんですよ。僕はこういう風に間違えました。

文章題 書き取り 8/10点

これもまた「我儘わがまま」の「儘」を間違って覚えてました。「書」の上の部分だと思って書いてましたね。笑

これはもうしょうがないです。きっとみんなも同じように間違えていると思います。そのほかは類推できる問題も多く点は稼げやすかったと思われます。

文章題 読み 10/10点

今回は簡単だったと思います。特に読みづらい漢字や熟語はありませんでした。

タラレバが虚しく響く

字の間違いだけで14点を失う

171+14=185点ですよ。皮肉にも自己採点とぴったり合いました。(笑) かなりもったいない気がしますねー。

でもやっぱりこういう経験って大事だと思うんです。漢字以外でも、「自分ではわかっていると思っていたのに実は違う」というようなことってたくさんありますよね。

自分が「いかに分かっていないか」、あるいは「どこまで分かっているのか」それを自分自身が理解できるようになれば、こういうテストでも高得点が狙えるのだろう……というのが個人の感想です。

難しく言うと「メタ認知」ですね。メタ認知の甘さが招く「凡ミス」を、勉強の姿勢を変えることで少なくできる人間になりたいものです。

なんか、漢検を受けて漢字を学ぶはずが、人生観を学んでしまいました。笑

頻出問題で間違える

さっきの字の問題もありますけれども、やっぱり皆ができる問題で間違えるわけにはいかないんですよ。これでも一応受験を通ってきたので。

もはや高得点狙いにタイパを考えるのはナンセンスかもしれませんが、やはり頻出問題のミスと難問のミスは勉強時間や効率の重みが違うんですよね。

……とにかく、頻出は頻出なのだから、間違えてはいけないぞと強く念じることにします。「念ずれば通ず」っていいますからね。

今後の展望

準1級リベンジ or 1級チャレンジ

もう一回準1級の知識をブラッシュアップして、高得点をカバーしてから1級に臨む選択がまずありますね。

あるいはもう1級に挑戦して、当たって砕けろの精神で120点以上をもぎ取るか……たいへん悩ましい。

1級はやはり準1級を完璧にしておかないと太刀打ちできませんから、早いうちに腹を決めておきたいですね。

準1級攻略記事を作る

ここまで本気でやってみて、ただ合格だけ目標にしているのであればオーバーワークだったなと思います。

つまり、なるべく最短に近い効率で合格できるビジョンはあるということです。それを紹介したいなという感じですね。

参考書レビュー

参考書によって当たりはずれがあります。それは、受検回ごとにどの本が高いカバー率をもつかが違うからです。

具体的な数字はと聞かれたらないんですが、少なくとも合格者は口をそろえて「この本出た」「あの本あんまり当たらなかったな」と言うことになります。

そんな難易度の波が激しい準1級だからこそ、参考書選びは非常に重要だと痛烈に感じています。ならマシな本を紹介するのが、未来の合格者のためになるはず。

まとめ

今回は準1級受かったよという報告と、今後の方向性について書きました。

準1級 or 1級を勉強しつつ、ためになる攻略記事やおすすめ参考書などの記事も書いていきたいです。

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プロフィール

でるてぃーメモ 管理人

大学2年。趣味はそろばんと資格勉強。個別指導塾とHP更新のバイトをしています。


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