単語問題だけでは25点以上は厳しい
単語暗記はもちろん重要ですよ。単語こそが基礎基本なのはどんな勉強でも共通。
しかし,静岡県の公立入試は単語暗記だけでは点数を全然くれません。
基本的に単語問題の配点は「1点」
記述問題や,複数選択する選択問題,作図問題,計算問題が多いですよね。
たいていこれらの問題は難しいものです。
こういった問題は配点が2点なのですが,単語を答えるだけの問題はほぼ間違いなく1点しかもらえません。
2点問題を解ける実力が不十分で,単語問題だけ辛うじて……という状況だと火力が足りないのです。
思考が必要な単語問題が多い
しかも厄介なことに,トリッキーな単語問題が多いのです。
単純に「~は何ですか」だったらいいのですが,数ある似たような候補の中から分類して正解の単語を書く問題が結構ありますね。
例えば「被子植物のうち,葉脈が平行に通っているなかまは?(2020年度)」と聞かれたらどうでしょう。
植物の分類を対策していないと,解答の候補が山ほどあります。
分かっている人なら,「被子植物か,えーと単子葉類と双子葉類があって……平行脈は『単子葉類』のほうか」と判断できます。
分かっていないと,そもそもこの問題が「単子葉類」と「双子葉類」の2択にすら絞ることができません。
このように,単語を知っていることを前提に,どれが正解かを選びきることが必要な問題が多いです。
結局考える力が必要です。
- せっかく一生懸命考えたんだから2点くれよと思いますよね。たまにそこら辺の記述問題より難しいものもあります。
大問1個につき1,2問くらいしかない
多めに見積もって,すべての大問に2点分単語問題があるとします。
近年,大問は6問なので単純に12点程度しかないことになります。
記述で部分点を拾ったり,選択問題をカンで正解できることはあるかと思います。
しかしその状態では10点台に追いやられてしまいそうです。
理科で平均を取るのって,見た目よりずっと難しいのです。
先入観で誤答選択肢へ吸い込まれる
これは単語ではなく選択問題の話です。
公立入試の問題には,単語問題だけではなく,選択問題もありますよね。「アイウ」から選ぶやつなど。
しかし,英語や国語,社会と違って当てにくいです。
科学的イメージをもって正しい現象を当てるのは意外に難しく,根拠のない直感で吸い込まれるように誤答選択肢を選んでしまいます。
例題:斜面を転がるボール
摩擦のない斜面にボールを置きます。
すると,ボールは転がり,その速さはどんどん大きくなります。
では,どう大きくなるのでしょうか?
ア:最初はほんの少しずつ,時間が経つと増え方はものすごく大きくなる
イ:どんな状況でも一定の大きさずつ大きくなる
正解は イ です。
一見,アだと思いますよね。塾バイトしてて3年ほどこの質問をしていますが,正しく説明できるのは1割にも満たないですね。
「最初はほんの少し,時間経過で急に増えていく」のは
「速さ」ではなく「距離」
です。進んだ距離は時間経過でどんどん大きくなります。
先入観で考えてしまうと,「速さなんて最初はコロコロですぐビューン」になると勘違いしてしまいます。
これが,「斜面を転がるボールはどんな運動をしますか?」って聞いてみると
等加速度運動
と大体は答えられます。
単語問題としてだったら正解できるわけです。
しかし,その意味である「一定の力がかかっている物体は,速さが一定の大きさずつ増えていく」のイメージがつかめていないということになります。
とりあえずボールに働く力を描いてみます。
かかっているのは2種類。重力と垂直抗力です。4種類じゃないですよ!
そして,重力は「斜面に沿う分力」「斜面に垂直な分力」に分けるんでしたね。
運動の方向に,「斜面に沿う分力」っていう成分がありますね。
斜面の角度は変わらないですから,斜面に沿う分力も変わりません。
となれば,斜面のボールは,その一定の分力が常にかかっていることになりますよね。
「一定の力がかかっている物体は,速さが一定の大きさずつ増えていく」のです。
- 高校物理になると,ニュートンの運動方程式「$ma=F$」が出てきます。$F$は力(force)です。一方,$a$は加速度(acceleration)。「速さがどう変化するか」という量です。等加速度運動とは,「加速度」が一定,つまり速度の「増え方や減り方が一定」です。等式を見ても,力$F$が一定なら,左辺も一定。加速度が一定ということです。難しいので高校でやってください。
以上を踏まえ,「速さ」と「距離」が時間経過でどう変化するかを示したのが下図です。
- 高校物理では,「速さ-時刻」「距離-時刻」グラフの読み取りが重要になります。そして,「速さ-時刻」グラフは,$x$軸と線で囲まれた面積が移動距離になる……のですが詳しくは高校で!
ここまでがこの問題で持つべき科学的イメージです。
というより,「等加速度運動」を理解したといっていいのは,このレベルまでイメージできるようになった状態です。
まとめると,今の問題で正解するために必要だった知識とは
- 移動距離と速さは別物!
- 重力は斜面で2方向の分力に分けて考える!
- 斜面に沿う分力が進む方向の力!
- そしてその分力はずっと一定!
- なぜ一定かというと斜面の角度もなく摩擦もないから!
- 一定の力がかかる→速さの増え方が一定!じゃあ答えは イ だ!
- この条件下での運動は「等加速度運動」だ!
という段階的な知識が必要だったということですね。
もちろんこの中に重要な単語はたくさんあります。
「移動距離」「速さ」「重力」「分力」「斜面に沿う分力(と斜面に垂直な分力)」「摩擦」そして「等加速度運動」。
これらがどういうものかを知らないと問題の意味が分からないという点では,当然,最も先に行うのは単語暗記です。
理科の得点を増やす「考え方」
肝心の「点の取り方」を教えてくれよという声が聞こえます。
正直なところ
単語暗記→問題演習
しかないです。
あくまで「取り方」は5教科,いやすべての勉強において共通です。
では,何を変えればいいのでしょうか?
単語を自分で説明できるか?
単語暗記を「記述問題化」
すればいいのです。
ある理科単語を用意して,それはどういうものなのか声に出したり,人に伝えたり,書き出してみるだけです。
単語問題は,これをするだけで「自分がどこまで知っていてどこまで知らないのか」「どこをカンチガイしているのか」を炙り出せます。
同時に,単語を説明しようとする試みで,記述問題の対策にもなります。
これだけ聞くといいことずくめですよね。一石$n$鳥じゃないでしょうか。
例.「初期微動継続時間」を言葉で説明してみる
地学分野の理科単語です。中1の内容でしたね。
これをなるべく詳しく説明することを心がけます。
例えば中3のAさんが下のようにまとめたとします。
- 主要動(S波)が伝わるまでの時間。
- 多分,これが長いと結構遠いところで震源地がある。
実のところ,両方とも記述では-1点です。
初期微動継続時間は「初期微動(P波)」が継続している時間です。
正しく説明するなら「初期微動(P波)が伝わって,主要動(S波)が伝わるまでの時間」と答える必要があります。
なんだかヘリクツですが,科学に強い人は「スタートはどこ?」「いつから主要動まで?」とかいろいろ突っ込んできます。
さらにいうと,「時間」ってついてますよね。
時間とは「時刻の間」です。2点の時刻の間のことを「時間」といいます。
時刻3秒で初期微動がきて,時刻10秒に主要動がきたのなら,時間はその差,7秒。
この場合は初期微動継続時間が7秒だということです。
- 社会科にもいえますが,記述問題で完全解答になるには,正しい修飾語をつけて説明しろということですね。この場合は「初期微動(P波)が伝わって,」の部分ですね。
「多分,これが長いと結構遠いところで震源地がある。」も微妙な解答です。
「結構遠いところってどのくらい遠いの?」「時間と震源の距離って何か規則があるの?」などツッコミポイントがたくさんです。
正しい回答は「初期微動継続時間は『震源からの距離』に比例する」です。
- もちろん,実際の地球のプレートや断層,地殻の成分などで伝わる速さにはばらつきがあって,完全な比例なんかじゃないというツッコミもあると思いますが,そういうのは中学理科ではナシということで。
ここまで考え抜くことが本当の理科の勉強法です。
単語1個につき,本来はこれくらい考察する必要があるのです。
しかし,受験生なのでそんなゆっくりやっていたら来年の4月になってしまいます。
塾の時間は効率よく単語暗記→問題演習できる環境なのでいいのですが,塾にいないときにもできる勉強法だってあります。
AIがあるじゃないですか。
生成系AIを使ってみる
今では生成系AIが当たり前になりましたね。
言葉さえわかれば赤ちゃんにだって,使い方さえわかればご高齢の方でも使えます。
しかし,AIは使い方を間違えると脳の思考を停止させるツールになる……というのは多分周知の事実でしょうね。
間違っても「この問題を教えてください」を多用してはいけません。答えだけ覚える人間になってしまいます。
- 社会の需要に逆行する人間になってしまいかねないですね。
どう使うかというと,
・主要動(S波)が伝わるまでの時間。
・これが長いと結構遠いところで震源地がある。
という感じです。
すると,こんなふうに返ってきました。
記述問題の解答としては、 1つ目はおおむね正しく、2つ目は表現を修正する必要があります。
1. 初期微動継続時間の定義
主要動(S波)が伝わるまでの時間。
初期微動が始まってから、主要動が始まるまでの時間。
初期微動継続時間は、P波による小さな揺れが始まってから、 S波による大きな揺れが始まるまでの時間です。
元の文章では、何が始まってからの時間なのかが明確でないため、 初期微動が始まる時点を加えると、より正確な定義になります。
2. 初期微動継続時間と震源までの距離
これが長いと結構遠いところで震源地がある。
初期微動継続時間が長いほど、 震源から観測地点までの距離が遠い。
「結構遠いところで震源地がある」という表現でも意味は伝わりますが、 記述問題では「震源からの距離が遠い」と表現するのが適切です。
また、地震の発生した場所を表す言葉としては、 「震源地」よりも「震源」を使うのが一般的です。
なぜ初期微動継続時間が長くなるのか?
P波とS波では伝わる速さが異なります。 速いP波と遅いS波の到着時刻の差は、 震源から遠いほど大きくなります。
まとめ:記述問題で使える解答
定義: 初期微動が始まってから、主要動が始まるまでの時間。
震源までの距離との関係: 初期微動継続時間が長いほど、震源から観測地点までの距離が遠い。
自分の解答に足りなかったものを爆速で知ることができるのです。
その情報を得るまでの速さは,先生や塾講師,友達に聞くよりもはるかに速いですよね。
人間にも頼れ!
先生や塾講師だって生成系AIに負けちゃいません。
AIは違うことを教えてくるかもしれません。人間の方が精度がいいことのほうが多いです。
しかも先生や塾講師は,その道のプロです。
生徒が「どこでつまづいているのか」が手に取るように分かります。
そのうえ,その知識を使う典型問題や入試への傾向なども全て熟知したうえでしゃべります。
このあたりはまだまだAIよりも圧倒的に優れています。
AIがデータを集めて問題パターン・入試傾向を人間より上回るほど賢くなったとしても,初学者が「どこで間違えるか」というところは攻略できないと思います。
人間側はいっぺんに判断できる
「初期微動継続時間」ということばの添削を受けたら,先生側はこう評価しているかもしれません。
「ああ、Aさんは多分速さの計算はできるがその意味まではちゃんと分かってるわけではないな。それから震源から同心円状に伝わることも,そもそも地震は波だということも理解してるか怪しいぞ。ここは様子見で計算問題を出してみるか。本当に『初期微動継続時間が震源からの距離に比例する』ことを分かっていて,それをグラフから読み取れるか,速さを計算できるか,単位の変換ができるか全部見てやろう。これがが全くできてないならもう一回基礎事項から確認させるか」
暗黙知と今までの経験を活かして,生徒側の思考や思考スピードにへばりつく誘導ミサイルのようなアプローチができるのです。
そうと分かれば,生徒側としては先生や塾講師に頼ることでプラスの情報や結果を得ることができそうですね。
普段の自習や塾の時間でこれを中1から繰り返した結果,賢い生徒はずーっと賢いのです。
今からでも間に合います。ヤツらを真似ていきましょう。
- 賢い生徒は,持論ですが「自分が何を知らないのかを知る能力を持っている」だけだと思っています。脳の処理速度なんか関係ないです。自分の知りえない情報を手に入れる情報力,行動力が勉強のセンスだとすれば,そういうセンスを持っているだけ。やるべきことをできるから世間で評価されていくのです。
受験前は分野を絞って効率的に単語を確認
「物理分野」「化学分野」「生物分野」「地学分野」がありますよね。
個人的には,2週間ごとに分野を変えるのがおすすめです。
「今日から2週間は化学のところをやるか」みたいな感じです。
各分野の理科単語を洗い出す
単語帳などあると洗い出しやすいですね。
全部簡単に説明してみましょう。AI向けにメモ帳アプリに書き留めたり,先生や塾講師に聞く用でノートに書き留めたり。
「質量保存の法則」「イオン」「質量パーセント濃度」「酸化と還元」「溶解度」……などたくさんありますよね。
受験前なら単語は必ず聞いたことがあると思います。
説明できますか?
これらを全部自分なりの言葉にまとめます。その後添削を受け,自分の知識をアップグレードさせます。
で,新しい回答を次のような感じでノートにまとめたりします。
- 「質量保存の法則」化学変化の前後で,全体の質量は変わらない。
- 「イオン」電子を受け取ったり放出して,全体として電気を帯びた粒子。
- 「質量パーセント濃度」溶液にどれだけ溶質が溶けているかの割合に,100をかけてパーセント表示した値。
- 「酸化と還元」酸素が結びつく反応を酸化,酸素を別の物質から奪う反応を還元という。
- 「溶解度」溶媒(だいたい水)100gあたりに溶ける溶質の質量。
人やAIに聞いて添削してもらい,さらにその単語の深いところまで問う問題を作ってもらうことができますよね。
例えば,「『質量保存の法則』で,変わらないのは全体の質量。では何が変わる?」と聞かれたらどうでしょう?
「ある物質が化学反応を起こして,原子の組み合わせが変わって別の物質になったりする」ということを理解すれば,計算問題である炭酸水素ナトリウムの問題が分かるようになります。
質量の変化の表を見た時に,二酸化炭素が逃げてない/フタを空けたから逃げたといった区別もつくようになります。
このように,正確な単語暗記とその先の深い理解は,計算問題への推進力を生むのです!
計算問題は,深い単語の理解があってはじめて取り組めます。原理的にそうなっているのです。
- 佐鳴予備校がよく口癖にする「根本理解」とは,こういうことを言っているはずです。
でも受験生にそんな時間はないと思うんだけど
もし社会科だったら「単語暗記→問題演習」して「間違えたな,さっさと直しをしよう」でいいと思います。
社会科特有の記述問題への取り組み方もありますが,理科に比べたら覚えるだけです。
解説を見ればそれだけですんなり分かることが理科よりかは多いはずです。
雨温図の問題で「冬の降水量が多いから北陸の雨温図か,まあ確かに」
江戸時代の問題で「関ケ原のときに仲間になった大名は信用できないから江戸から遠いのか」
裁判の問題で「最高裁は三審制の最後の砦か。だから『憲法の番人』なのか」
解説を読めばすぐわかります。反復すれば記憶も定着します。
理科はそんなに単純じゃない
密度の問題で「質量%を求めるならいけるのに,質量%から溶質を求めるのがいつもできない」
遺伝の問題で「純系の孫の代は3:1は知ってるけど,他の条件だからこの問題結局分からん!」
蒸散の問題で「なんで葉っぱの表だけ,裏だけワセリン塗ったときと塗らないときの結果で葉っぱ以外から蒸散した量が分かるの(?)」
解説を読んでも分からないことがあるはずです。
社会科のように効率よく暗記すると,その問題だけを覚えて類題が対応できないのです。
どれだけ解説を見ても分からない問題は,多分類題も全部分かりません。
しかし焦ってはいけません。こういう問題こそ単語レベルから噛み砕いて原理を理解しないとだめです。
- 考えすぎて結局何も得られないのが一番もったいないですからね。理科って見た目より時間がかかる科目です。
例えば上の問題で,「質量パーセント濃度って,そもそも何だっけ?」と考えるのです。
こんな忙しい時期に,単語レベルに戻って考えるのは勇気がいることだと思います。
自分なりの考えを整理して人やAIに聞いてみると,自分の勘違いに出会えるはずです。
そもそも使い方も中1のときから知らなかったけど,文字通り「質量」の「濃度」だ。だから分子も分母も単位が質量$[g]$だったんだ。
そして,分母がたまにぐちゃぐちゃしてるから覚えるのが嫌だったけど,だしの素にお湯入れたらだし汁っていう例えが面白い!そのまま「溶質」+「溶媒」=「溶液」になるのも納得。
何か知らんけど公式頭にすっぽり入ったな。」
単純に教科書からは分かりづらい裏事情を知った感じで面白いですよね。
そして原理が分かると,少しずつ難解な解説に共感できるようになってきます。
この状態でもう一回問題を解いてみて,少しずつ納得し,類題をやってみて納得が確信に変わり,解けるという自信が育ちます。
一旦原理が分かってしまえば,問題演習とかで見た視覚的イメージが定着します。
いつもの文字だけで覚える方法とでは,記憶の質が大違い。
「確かあの問題で見たような状況の図だな。あのときはこうやったから……これはもう(パターンを確信)」
という感じで記憶を取り戻しやすいです。
結局は,理科単語に戻って原理を確認していった方がさっさと解決することが大いにあります。
完璧を目指す必要はありません。しかし回転率を重視しすぎるとかえって得点力が得られません。
まとめ:理科の考え方
ここまで長々としゃべりましたが,理科の点を上げるためにやることはシンプルです。
単語暗記→問題演習の繰り返しです。
しかしそれはあくまで点を上げるための方法。重要なのは「単語暗記の考え方」です。
まずは自分を疑い,自分で間違いや無知に気づくことです。
それを実践するために,単語暗記を「記述問題化」します。自分の言葉で説明するのです。
添削→ノートなどにまとめる→人間やAIがさらなる深い知識を問う問題を提案→解答→添削→……というプロセスです。
今までは塾に通っていたり,そういう思考プロセスを自然に持つ「センス」のある中学生が理科を制してきました。
しかし,AIの発展で,誰もがその境地に達することができるようになりました。
- 国英は言語,社会は他人が勝手に編んだ(多分真実である)出来事の羅列です。一方,数学や理科は不変の真実を勉強します。文系3科目と違って「みんなに平等」な科目です。
今からでも大丈夫です。「考え方」を変えましょう。
実は社会単語の暗記にも結構通用しますし(やってみて!),高校以降の理科にも役に立ちます。
自分を疑って深い理解を手に入れる。その繰り返しで計算問題,記述問題,選択問題,図示問題に対応できるようになります。